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サモア独立国 Independent State of Samoa

01

他人の物は自分の物

サモアでは昔から「分かち合い」の文化が根付います。

その為、「個人のモノ」という考え方が希薄で、なんでもかんでも“分け合う”のが、サモア流です。

顔見知り同士なら、他人の家にあるギターも自転車も携帯電話も、勝手に持っていって使ってしまいます。

他人の家に入っていき、干してある衣類を勝手に着るなんてことも日常茶飯事。

満席のバスで人が乗り込んでくれば、見ず知らずの人のヒザの上に座るのも当たり前。

困っている人がいれば、喜んで自分のモノを渡してあげることがサモアの人々の美徳なんです。

2015年      11

02

男兄弟の末っ子は、おかまに

サモアでは男ばかり生まれてくると、女の仕事をするものがいなくなるため、末の男の子を女の子にする習慣があります。

女の子の服装をさせられ、髪型も女の子にされ、女の仕事をして育ったのがファァファフィネー(オカマ)です。

サモアでは、珍しい存在ではありません。

女の服装をした逞しい筋肉モリモリの男性がよく街中を歩いています。

 

サモアでは日常の家事労働は子供達の仕事で、

男の子は、タロイモの皮むき、ココナツミルクの絞り作業、火の始末、客人へのサービスなど、

女の子は、水汲み、料理、洗濯、掃除などと役割が決められています。

2015年      11

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