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ポーランド Republic of Poland

01

運転中は常にヘッドライトON

ポーランド国内では、一年を通して、24時間いつでも、車のヘッドライトを点灯していなければなりません。

2015年      11月

02

お酒の席では…

お酒を注いでもらうときはコップやグラスを持ち上げないこと。

持ち上げるとはしたないと見られます。

相手が注ぎにくそうなときは、注ぎやすい位置にグラスを移動させることは構いません。

また、ウォッカの場合は、食事の途中でも誰かの音頭で一斉に乾杯して飲むのが習慣なので、勝手にチビチビやらないこと。ウォッカは通常、何かを食べてまず胃に膜を作ってから飲みはじめます。

女性がお酒を注ぐことは、まずありません

2015年      11

03

不吉の予防は、テーブルの裏側をコンコン

不吉な話をしたあとに、それが本当に起こらないようにと願って、テーブルの裏側などをコンコンと軽くたたきます。

たとえば、「パパの帰りが遅いけど,交通事故なんかにあっていないよね。」と言ったあとで、「コンコン」とテーブルの裏側をたたき、いわゆる厄払いを行います。

このときたたくのは木製のものの裏側でなくてはなりません。

2015年      11月

04

鏡を割るな!!

陶器・ガラスをうっかり落として割ってしまったら、周りの人が「お幸せに(Na szczescie!)」と声をかけます。

しかし、鏡を割ると「7年間の不幸(Siedem lat nieszczescia)」になるそうです。

くれぐれも割らないようにご注意を。

2015年      11月

05

ポーランド流結婚式は体力勝負?!

ポーランド結婚式は、とにかく時間が長い。

日本での結婚式は挙式と披露宴を合わせて数時間程度ですが、ポーランドでは昼の挙式から始まり、披露パーティは翌日の朝まで行われるのが一般的です。

カップルによっては2日間行うこともあります。

一晩中飲んで食べて踊ってみんなでワイワイ楽しむ、いわば体力勝負の結婚式です。

 

そんなに長いので、イベントも盛りだくさん。

 

その1 パンと塩で歓迎
パンは豊かさの象徴、塩は魔よけを意味します。

「これからの二人の生活が幸せなものであるように」という願いを込め、新郎新婦はパンに塩をつけて食べます。

 

その2 シャンパングラスを割る

パンと塩の儀式が終わると、みんなにシャンパンが配られ、乾杯します。

新郎新婦のグラスはリボンで繋がれており、シャンパンを飲みほした後、「せーの!」でグラスを後ろに投げます。
割れた破片の数だけ結婚後に幸せが訪れる、と言われています。
そしてシャンパングラス破片は、新郎新婦が一緒に掃除します。

 

その3 「ブーケトス」ではなく「ベールトス」と「ネクタイトス」

パーティがすすみ、皆が盛り上がって出来上がってきた午後0時。ここでパーティのメインイベント、「ベールトス」が始まります。
花嫁は昼の挙式からこの時間まで、ベールをつけ続けなくてはいけません。

ここで初めて花婿によってベールが外されます。

が、そう簡単には取らせてもらえません。

花嫁の周りを未婚女性たちが囲み、がっちりガード!
そこにこの日のサポート役のŚwiadek とŚwiadkowaが加わります。
花婿はそれらのガードをくぐり抜けて花嫁のベールをゲットするのです。

無事にベールが外されたら、あとはブーケトスと同じ要領。
後ろに未婚女性がスタンバイし、花嫁は前を向いたまま、えいや!っとみんなに向かって投げます。

続いては男性バージョン。
これは花婿がつけているネクタイ(または蝶ネクタイ)を投げます。

こうして見事ベールとネクタイをゲットした次の新郎新婦候補同士でダンスを披露したり、ウォッカで乾杯しあったりします。

その4 花嫁のガーターベルト外し

ガーターベルトも簡単には取らせません。

花婿が手を使わずに、花嫁がドレスの下・ふとももに着けているレースのガーターベルトを外さなくてはいけません。

頭を動かしてドレスの裾をめくり、中へともぐり歯ではずすのですが、一苦労。

花嫁がこれをくすぐったがる為、ゲストはくすぐったがる新婦と一生懸命な新郎の様子を見て盛り上がるのです。

 

2015年      11月

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