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スペイン Spain

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年越しは赤いものを身に着け、ブドウを食べる

「幸運を呼ぶ12粒のブドウ」と呼ばれ、新年の12ヶ月を象徴し、それぞれの月の幸運を祈り、みごと12粒食べ切れたら新年に願い事が叶うといわれています。

マドリードのプエルタ・デル・ソルにある時計台の鐘が12回鳴る場面が全国にテレビで生中継され、国民はお茶の間でテレビの鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べるのです。

この大晦日に12粒のブドウを食べる風習は100年以上続いています。

1909年、ブドウが大豊作で余ってしまったので、ブドウ農家が「好運を呼ぶ12粒のブドウ」と称して、人々に振る舞ったのが始まりといわれています。

その後、「鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べると新年は幸せになれる」という作り話が徐々に広まり全国に知られ、ブドウ農家がさらに宣伝に力を入れたことで定着したのだとか。

2015年      11

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