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ネパール連邦民主共和国 Federal Democratic Republic of Nepal

01

レストランの水は口をつけずに回し飲み

ローカルなレストランでは、テーブルの真ん中に水差しが置いてありますが、コップは準備されていません。

水を飲みたい人は、上を向いて口を開け、水差しに口をつけずに口の中に水を注ぎます。

 

また、食事の場合も一度誰かが手をつけた食べ物はちょっと味見したものでさえ、またはたとえフォークやスプーンで触っただけのものでさえ、汚れているとみなされます。

これはネパールの文化では食べるという儀式がいかに神聖なものとして扱われているかというよい証拠です。

2015年      11

02

年齢はアバウト

ネパール人に年齢を尋ねると、だいたいで答える人が多くいます。

それは、日本のようにきちんとした戸籍制度がなく、出生届もかなり適当で、更に農村に行くと殆どの子が自宅出産で生まれる為、病院発行の出生証明書がないからです。

更に、西暦とビクラム暦がごちゃまぜになって、自分の誕生日がいつかわからない、自分の本当の年齢がいまいちわからないというネパール人も多くいます。

 

義務教育制度もない為、「大体6~7歳で小学校に入れればいいか」とかなり適当です。

また、16歳でナガリタというIDカードを作りますが、出生証明書がない為、誕生日や年齢は自己申告でどうにでもなってしまいます。
その為、就職や留学のために年齢をサバ読むこともよくあります。

 

2015年      11

03

女子は女神的扱い

ネパールでは、女子は女神とされています。

女子はクマリ(バージンという意味)、生ける女神と考えられています。

 

また、女性が生理になったら男性に触ってはいけません。

料理もしません。

今では昔ほど厳しくはなくなりましたが、お寺に行かないようにします。

妊娠中や出産後3カ月ぐらいまでお寺に行かず、赤ちゃんが産まれて5~6カ月後にお食い初めのセレモニーがあり、その日からやっとお寺に行けます。

2015年      11

04

肩から紐の習慣

右肩から左脇に紐をかけている人がよくいます。

これは強制ではありませんが、伝統的な習慣です。

いつもは右からかけていますが、亡くなった人を思うときには左からかけます。

そしてお葬式に行って帰ったときにはつけていたものは捨て、新しいものをつけます。

2015年      11

05

食事は1日2回

ネパールでは昼食を食べず、食事は1日2回の人が多くいます。

日本のように起きてすぐに朝食は食べません。

9時以降ぐらいに朝食を食べてオフィスに行き、日中はスナックを食べて、19時頃に夕食を食べます。

2015年      11

06

「YeS」は首を横に傾け、「No」は頷く

ネパール人は頷きながら「No」と言ったり、「Yes」の意味で頭を横に傾けます。

これは日本と正反対ですので、心構えておく必要があります。

 

また、拒絶の意思はあいまいな返事か「Yes」でしばしば覆い隠されてしまいがちですが、これは「No」が非常に失礼なことだからです。

2015年      11

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