






since 05th, Nov, 2015
旅の作り方 by 気ままな旅人 Wix.comで作成したホームページです。

タイ王国 The Kingdom of Thailand
01
足の裏を人に向けてはいけない
タイ人にとって足の裏は人体の中でもっとも不浄な場所とされています。
足は体の部位の中で一番下にあるからです。
座っているときや寝るときに人に足を向けたり、足で物を指したりするなんてもってのほか。
2015年 11月
02
証明写真は勝手に修正してくれる
タイでは、写真屋さんが“証明写真を勝手に修正してくれます。
その内容は、
・一重瞼が二重になっていた
・スッピンだったのに化粧が施された
・光を調節してシワ無しになった
と、どれも女性にとっては嬉しいものばかりです。
写真屋さんに到着すると、まず写真のサイズと服を選びます。
タイでは、ラフな格好で行っても、スーツ・ネクタイ・制服など、用途に応じて合成で着せ替えてくれるのです。
この着せ替え、最初から料金に含まれている店と、オプションで加工してくれる店があります。
価格は、サイズや枚数にもよりますが、6枚130バーツ(約480円)~12枚250バーツ(約900円)のあいだとなっています。
立ったまま撮影され、20分程度で仕上がります。
その間、髪、肌、輪郭などが“勝手に”変えられていきます。
眉毛、鼻筋、アイメイクも整えられ、服が変更され、ネックレスが消されていくなど驚きの仕上がりにしてくれます。
なお、修正の度合いは、その店の“技術力”によるようで、ごく簡単な修正だけで済む店もあります。
何故勝手に修正するかというと
「お客様に綺麗な写真を渡したいから」というのが主な理由のようです。
どこまでやるかと言うと
「別人にならない程度にやります」とのこと。
また、お客様の反応は
「修正してくれないなら自分で撮影するのと同じだと思う」
「お金を出してお願いしているのだから、きれいに写っていて当然」などなど。
このように、撮られる側のニーズと見事に一致しているようです。
2015年 11月
03
軍への入隊はくじ引きによって決まる
タイでは、若者は17歳になると、まず地元の役所で軍への登録を行い、「予備兵」と呼ばれる立場になります。
この予備兵とは国の有事の際に招集される人員で、男性はすべて56歳までは予備兵となるようです。
そして、毎年4月初旬に18歳から21歳までの男性に対して徴兵に応じる義務が課せられています。
ユニークなのは、その選抜方法。
彼らの運命、つまり青春を謳歌するか、軍に捧げるかの大事な決断は、くじ引きによって決められます。
くじには2種類あり、黒を引けば兵役免除、赤を引けば2年間の兵役となります。
その年の徴兵に必要な人数にもよるみたいですが、兵役免除の確率は約5分の1。
この模様はテレビでも生放送され、全土で注目されます。
そこには、入隊となる者と免除された者の悲喜こもごものドラマが映し出されます。
当日はくじ引きの前に事前審査がありますが、大半の男性は合格し、運命のくじ引きに臨むことになります。
もしここで逃げたら懲役10年となるので、さすがに誰も逃げません。
くじ引きにしている理由は、予備兵をすべて兵隊にしてしまうと人数が多すぎるためです。
陸軍、海軍、空軍のどこに配属されるかはくじ引きの時に決められるようで、特に海軍の訓練は厳しいことで有名らしく、海軍への配属が決まると気絶をする人もいるようです。
ちなみに、くじを引かず、兵役を志願する選択肢もあるそうで、その場合、年齢に応じて兵役が6か月~1年ほど短縮されます。
くじ引きによる「運」以外にも徴兵を免除できる方法があるらしく、その方法とは、士官学校や一般の高校で「ロード」という3年間毎週一日のハードな軍事訓練科目を受講した人は兵役が免除されます。
ロードを修了すれば兵役が免除されるのに、なぜ毎年くじ引きが行われている理由は、タイでは生活が苦しく学校にいけない人たちがロードを受講することができず、一か八かのくじ引きで兵役免除を考えているようです。
また、徴兵される時点で教師、医師、看護師、親を介護する人や、身長などの体格が基準に満たない人、身体や精神に障害のある者、体力のない者は兵役を免除される対象に含まれます。
また、毎年注目されているのが、ニューハーフの参加者たちです。
彼(彼女)らは外見上、全く女性にしか見えませんが、タイでは性転換後も戸籍の性別を変えることができません。
そのため、徴兵では運を天に任せて参加するしかありません。
しかし、その風貌が男性ばかりの軍隊内の風紀を乱すと医師が判断した場合は、兵役は免除されています。
その免除証明書には完治の難しい病気を患っている、と記載されるそうです。
ちなみに、徴兵検査参加者のうちニューハーフが占める割合は毎年1%未満です。
兵役免除のために賄賂を支払う裕福な家庭もあると言われていますが、9000バーツ(約3万円)の月給が貧困から抜け出す手段となり、息子たちのしつけにもなると考える親もいます。
2015年 11月
04
なぜ、ニューハーフが多い?
ニューハーフというと日本では夜の仕事に直結して考えがちですが、タイでは普通のお店でニューハーフがそれこそ普通に仕事をしています。
化粧をして女性的な仕草をする人は、超一流ホテルでもしっかり仕事をしています。
また、化粧品売り場など女の人より男の人の方が多いくらいで、ゴッツいオッサンが化粧をして高級マダムのお化粧相談にのっている姿は珍しくありません。
タイでは性転換手術の件数が多い為に、専門とする医師が多く、症例を重ねることによって技術の向上も研鑽されます。
また、先進国と比較して手術料金が安いために、海外から手術希望者が殺到することによって医師の症例数の増加によってさらにテクニックが上達するという好循環が起こっているようです。
では、なぜタイではニューハーフが多いかと言うと、貧しい農村部の場合、子供を女の子として育て、稼ぎ頭としていけない仕事につかせる傾向があるため、オカマやニューハーフが増えたとも
その昔,タイでは戦争が多く徴兵で多くの若者が軍隊に入れられていた為、両親が子供に女装をさせ女の子として育てて守った文化が残ったとも言われています。
また、タイの軍隊では、外出が厳しく制限される為、性欲を発散するチャンスがかなり少ないそうです。
彼らは実家に仕送りをし、外で女遊びをする金銭的余裕がない人も多いので、手近に性欲を発散する為に仲間の中で美男子を女性として・・・、なんてこともあるそうです。
タイでの給料は、性によって若干違っているようで、男性>女性>オカマという給与体系が出来上がっているそうです。
オカマ系の人が高給を望む場合は、一歩進化させてニューハーフとなり夜の世界を活躍の場とすると、美人であればあるほど稼ぐことが出来るのです。
その為、単なる女装(オカマ)から豊胸手術に進み高給を得て、さらにステージをアップするためについに性転換手術を受けるという流れができているのです。
2015年 11月
05
女性はお坊さんに触れないように
女性は絶対にお坊さんに触れてはいけません。
隣に座ってもいけません。
列車では、車内の一画が区切られていて僧侶用の席になっています。
バスでは、最後部が僧侶用の座席です。
僧侶に課せられている戒律の中に「女性との接触の禁止」があり、間違ってわずかでも接触してしまった場合でも長年の修行が全部フイとなり、僧侶として戒律を破った事となってしまいます。
例え女性の衣服が触れてもダメです。
タイの女性はお坊さんを見かけると、さっと道を空けでスカートなどもおさえて道を譲ります。
タイのお坊さんは神聖ですので、十分注意してください。
2015年 11月
06
頭を撫でてはいけない
かわいい子供が居ても、絶対に「良い子ね」と頭をなでてはいけません。
頭の上には神が宿るとされています。
2015年 11月
07
王室の批判はしない
タイの人は王室を尊敬する国民であるため、外国人でも王室を批判することは許されません。
その為、タイには不敬罪があり王室批判で外国人が実刑を受ける場合もあります。
王室を侮辱した場合、3年以上15年以下の懲役に処せられます。
2002年、「ファー・イースタン・エコノミック・レビュー」誌の二人のジャーナリストが、当時のタクシン・チナワット首相とプーミポン・アドゥンラヤデート国王との関係について短い記事を発表しました。
その結果、2人のジャーナリストはタイの厳格な不敬罪に抵触したとして国外追放処分を受けたのです。
映画や芝居などの興行物の開演時には国王の肖像画が映し出され、国歌または国王賛歌が演奏されます。
その時は起立して静聴し、敬意を表します。
朝8時と夕方6時に官庁、学校、公園などの場には国旗掲揚と国歌が流れます。
運転する時や道路を横断する時など危険が無い限り動きを止め、静聴し、敬意を表します。
王室の写真(カレンダー等を含む)を壁に掲げる際に、目線より下や一般写真の下に貼ったり、不敬にならないように気をつけてください。
2015年 11月
08
タイ男性は一生のうちに一度でも出家する
タイ人男性は一生に一度は出家するといわれます。
そうでなければ、一人前として見てもらえないので、ほとんどの男性が出家します。
出家によって、本人と家族は、行徳を得る「ダイ・ブン」と考えられます。
そのため、タイ人男性は結婚、つまり親から離れ新しい家庭=家族をもつ前に、親への恩返しの意味を含めて、出家する習慣があります。
会社勤めの人は、出家の休暇届けが認められます。
出家期間は通常1~3ヶ月くらいです。
2015年 11月
09
禁酒日がある
タイでは、仏教の安息日、国王・王妃の誕生日、選挙の前日と当日は『禁酒日』となります。
レストランはもちろん、スーパーなどでも酒類の販売は厳しく禁止されているため、お酒がないと・・・・という方は、事前にチェックした方がいいでしょう。
また平日でも、酒類が買えるのは11:00〜14:00と17:00〜24:00だけです。
飲み過ぎて騒いだりすると、顰蹙を買いますので注意しましょう。
2015年 11月
10
一大イベント水かけ祭り
タイでは旧正月にソンクランというタイ最大のイベント・いわゆる水掛祭りが行われます。
現在は毎年4月13・14・15日の3日間に行うものとされており、タイの祝日にも定められています。
この間は誰でもかれでも水を掛け合います。
本来は仏像に水をかけたり、年長者の手に水をかけてお清めをして敬意を示す行事でしたが、だんだん変わり派手に水をかけるお祭り騒ぎとなりました。
また、1番暑い4月に行われるので涼しくするためでもあるのだとか。
水だけじゃなくて白いパウダーみたいなのも顔に塗られたりします。
だんだんエスカレートしてきて氷水をかけられたりすることもあります。
2015年 11月
11
黄色い服を着る日がある
タイには、生まれた曜日によってシンボルカラーがあります。
月曜は、黄色
火曜は、ピンク
水曜は、緑
木曜は、オレンジ
金曜は、水色
土曜は、紫
日曜は、赤
タイ人の大変尊敬する王様が生まれた曜日が月曜日の為、月曜日には、敬意を称して王様を象徴する黄色を着る人が多くいます。
また、毎年12月5日はタイ現国王であるプミポン国王陛下がお生まれになった日。
王様を“父”の象徴として敬愛するタイ人にとって、この日は父の日でもあります。
当日は、タクシーやトゥクトゥクの運転手も乗客もみんな黄色い服、マクドナルドも、黄色の服を着た人でいっぱいになります。
ただここ数年、タイではデモが繰り返され、クーデターも起きています。
対立している派閥にはテーマカラーがあり、それぞれの派閥が赤い服と黄色い服を着ているのが特徴です。
そのため、赤い服と黄色い服は避けた方が無難です。
もう1つ避けた方が良いのは迷彩柄の服です。
日本ではファッションとして着用する方もいますが、タイには軍隊があり迷彩服を着てよいのは軍人だけです。
民間人が迷彩柄の服を着用することはありません。
2015年 11月
12
イチャツキ禁止
タイでは、寺院内や公共の場でカップルがイチャつくと、神を冒涜(ぼうとく)する行為として罰せられます。
最高7年の懲役か、最高1万バーツ(約2万9000円)の罰金。
2015年 11月