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旅の作り方 by 気ままな旅人 Wix.comで作成したホームページです。

カンボジア共和国 Kingdom of Cambodia
01
家庭の食事ではしゃべらない
クメール語には日本語のように「いただきます」とか「ごちそうさま」と言うような言葉がありません。
食事の支度ができると主婦は、ご両親、夫、子供たちの順に席につかせ、「ドンボーン(食べましょう)」といって食事を開始します。
食事中の会話は殆ど無く、終わった人から順次席を離れていきます。
食事の目的はあくまで食べること、コミュニケーションの場ではないようです。
2015年 11月
02
同じ干支の人とは結婚できない
結婚は人生を左右する大切な決定事項ですが、同じ干支(同年齢)の男女は一緒になれないようです。
また、干支の組み合わせにより“相性”がありますので相手選びはとても慎重です。
尚、自分及び相手と同じ干支の年には結婚できませんので“できちゃった婚”にはくれぐれも用心が必要です。
2015年 11月
03
日常習慣となっている仏事
家にはテーヴァダー(神々)が宿っているということで、殆どの家で祭壇を置いています。
目的は全ての敵から家および土地を守ることです。
これは土地の精霊(ネアックター)崇拝とも関係があるようです。
また、トゥバーボン(積善行)という、善いことを積み重ねれば、必ず幸せになれ、死んだ後に天国へ行けるという言い伝えがあり、寺院や僧侶への寄進は欠かせない日常習慣になっています。
特にお盆(プチュムバン)、クメール正月(チョールチュクマエ)はとても大事にしています。
2015年 11月
04
方向が大事
日の出から日没までの太陽の動きを人生にたとえる習慣があります。
特に「東」向きを大切にするようです。
例えば、寝る時の頭の方向は「東」、決して西向きには寝ません。
頭を西向きにするのは死者の場合のみです。
また、家の入口は南向きに、キッチンでの作業方向は西向き厳禁です。
仏壇や祭壇は東向きか南向きです。
2015年 11月
05
微笑みが挨拶
クメール語にはすばらしい出会いや別れの言葉があるにも拘らず、家庭内、ご近所、仲間同士で日常の挨拶をしません。
会うとお互いの顔色を伺い相手の状態を判断します。
理由としては、「おはよう」「こんばんは」のような時節にあたる言葉がないことと、挨拶に関する伝統的なしきたりが、堅苦しく、使いづらくしているようです。
(例)「チュムリアップ・ソー」à初対面の挨拶、目上の人への挨拶、胸の前で手を合わせ、相手よりも低い姿勢で挨拶
街で子供たちや売り子に声を掛けると人懐っこい笑顔が返ってきますが、これは無言の挨拶のようです。
言葉による挨拶がなくとも微笑みで気持ちが通じ合うということでしょうか。
2015年 11月
06
体のマナー
人の頭は神聖な場所とされています。
子どもの頭をなでたりすることは日本では普通の出来事ですが、カンボジアでは他人の頭に触れることは控えましょう。
寝ている人の頭のほうを歩いてはいけません。
足の裏は体の中で汚い部分とされています。
他人に足の裏を向けたり、足でものを指したりしないようにしましょう。
2015年 11月
07
ひげは生えたままのカンボジア人女性
カンボジア人女性は、ひげ(産毛)を剃りません。
ひげが生えても放置し、剃ることはありません。
その理由は”産毛にはご利益がある”からです。
口回りにかぎらず、おでこや目のまわりも剃っていません。
2015年 11月
08
貯金より宝石
カンボジア人は貯金をする習慣がありません。
昔から侵略が多く、戦争が長く続いたことが原因になっています。
カンボジアに限らず、戦争や侵略が繰り返されきた国は、一夜にしてお金の価値が変わってしまう事がよくあります。
その為、お金は信用出来ず、お金の代わりに金(24金や、18金)などの宝石を購入します。
金や宝石を身に付けるのは、おしゃれの為だけではなく、なにか事が起きたとき身に付けたまますぐに逃げられるからです。
スマトラ沖地震の時も、身に付けていた金のアクセサリーを売って当座をしのげたという話も聞きます。
カンボジアでは赤ちゃんの時から金の腕輪やピアスをしています。
金や宝石のアクセサリーを身に付けていることは大切なことなのです。
男性は、ベルトの裏にファスナーが付いていてポケットになっています。
その中へ金や宝石を入れて持ち歩いているそうです。
2015年 11月
09
爪に白い跡でクメール占い
右手の爪にの中に白い小さな跡があると
親指 → 事故に注意
人差し指 → 心の悩み
中指 → お金に注意
薬指 → 恋愛に注意
小指に贈り物あり
だそうです。
2015年 11月
10
蛇は恋愛の予感
家の中に蛇が出ると、恋人ができる知らせ、
夢の中に蛇が出ると、結婚の知らせなのだそうです。
2015年 11月
11
婿入りが普通
カンボジアではお婿さんをもらうのが普通の結婚。
その為、長女はとても大切にされます。
また、結婚の決定権は特に女性側の両親が強く持っています。
結婚では、占い師による相性占いも重要視され、本人達の意思は二の次になりがちです。
婚姻後に苗字を変える必要はありません。
婚姻の儀式そのものは親族とごく親しい人たちだけで、新婦の家で行われる場合が多いようです。
儀式は新郎側の行列(婿入り行列)から始まります。
新郎が大勢の知人や親族とともに列をなし、容器に入れたお菓子や肉、果物などのお供え物を手に持って新婦の家まで練り歩きます。
新婦の家にたどり着いたら、新郎が家を出て行くことがないようにという願いを込めた「沓取り(くつとり)の儀式」、悪霊を払う「髪切りの儀式」、祖先に結婚を報告する「祖先への祈りの儀式」など、アチャー(司祭)の采配のもと、さまざまな儀式が行われる。
2015年 11月